総務の2割弱、勤怠管理や契約書で残業は月20時間以上--7割「テレワークせず」

TechRepublic Japan Staff

2021-07-30 07:00

 総務部門は庶務から契約書管理、広報活動までとさまざまな業務を担当しているために、効率が悪く、残業も発生しがちで、働き方の見直しが進みにくい部門だと指摘される。

 こうした背景からインフォマートは「現状改善のため、総務部門でどのような改革を進めるべきか」を調査するために、総務業務の実態や課題などを調査。7月29日に結果を発表した。

 事前のスクリーニングで総務業務を担当している回答者を対象に5月7~14日にインターネットで調査。回答者は343人。

 総務担当者に1カ月あたりの平均残業時間を聞くと、「1~10時間未満」が37.0%、「10~20時間未満」が17.8%、20時間以上(「20~30時間未満」「30~40時間未満」「40時間以上」の合計)が17.8%となり、総務担当者の2割弱が毎月20時間以上残業していることが判明した。

 1カ月に20時間以上残業しているとの回答者(n=61)に注目し、残業の具体的な要因を見てみると(複数回答)、「勤怠管理」が26.2%で最多。次いで「契約書管理」が24.6%、「備品管理など庶務」が23.0%となっている。

 特に「契約書管理」は、他部門とのやり取りが頻繁に生じるため、相手の対応を待つ時間や突発的な業務が発生することで残業につながりやすいと分析している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]