総務の2割弱、勤怠管理や契約書で残業は月20時間以上--7割「テレワークせず」 - (page 2)

TechRepublic Japan Staff

2021-07-30 07:00

 新型コロナウイルス感染症対策として、政府はITを活用したテレワークを推進している。しかし、総務担当者にテレワークを実施しているかを聞くと「テレワークはしていない」との回答は66.5%となっている。

テレワークの実施状況(n=343、出典:インフォマート) テレワークの実施状況(n=343、出典:インフォマート)
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 テレワークしている総務担当者にテレワーク時の出社理由を聞くと(n=86)、「契約書等の押印のための『ハンコ出社』」が41.9%、「書類の郵送のための『郵送出社』」が40.7%となっている。

 業務負荷を軽減するための手段として業務ごとのクラウドサービスが増えている。総務部で活用しているクラウドツールについて聞くと、「電子契約」は9.9%。契約書を紙ベースで運用すると、押印や郵送のために出社せざるを得ない状況になっており、テレワークが進まない一因と指摘している。

 会社全体の運営に携わる総務部は、働き方改革などを率先して推し進める役割を担う場合もある。総務部の組織風土について聞くと「どちらかというと過去のやり方や慣習を重視する組織風土である」は69.1%となっている。

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