Microsoftは米国時間8月5日、「Windows 11」の新機能をまた1つ明らかにした。それは、気が散るような物事をしゃ断し、作業の完了に向けて集中できるようにする「Focus Sessions」と呼ばれるものだ。
この新機能では、「週次レポートの仕上げ」といった作業を選択し、「Spotify」のプレイリストを選び、タイマーをセットできる。
ハイブリッドワークに向けたMicrosoftの取り組みを考えた場合、Windows 11と「Office 365」の連携だけでなく、Focus Sessionsにおける楽曲ストリーミングサービスSpotifyとの統合をアピールするということは驚くに値しない。
Microsoftの最高製品責任者(CPO)であるPanos Panay氏はFocus Sessionsをツイートで発表し、「これは、特にSpotifyとの連携によって、私にとってゲームチェンジャーとなっている」とした。
Another first look from the team...#FocusSessions on #Windows11 coming soon. This has been a game-changer for me, especially with @Spotify integration #Productivity #Creativity #WindowsInsiders pic.twitter.com/HfJh4niDiS
— Panos Panay (@panos_panay) August 5, 2021
Focus Sessionsの情報は最新プレビュー版のリリースノートには記載されていなかったため、今後のプレビューで搭載されるとみられる。
現在のプレビュー版では、新たなウィジェット「Family」が追加されたことにより、ユーザーは「Microsoft ファミリ グループ」のメンバーによる最近のアクティビティーを確認できるようになった。
このビルドは、Windows 11に「Microsoft Teams」のチャットボタンを追加した前回のプレビュー版をベースにしたものとなっており、タスクバー上のチャットアイコンに通知バッジを表示するようになっている。この機能は段階的に提供されている。
またマルチモニター搭載システム向けの変更として、「Display Settings」下にあった「Identify」ボタンが、今回のアップデートでモニター配置のコントロール下に移されている。
さらに「File Explorer」では、コンテキストメニューがよりコンパクトになるとともに、コマンドバーの「New」ボタンに手が加えられている。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。