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日本特殊陶業、HRチャットボットで社内の問い合わせ対応工数を削減

河部恭紀 (編集部)

2021-09-01 09:53

 「働き方・生き方改革の推進」の一環として日本特殊陶業がHRチャットボット「HiTTO(ヒット)」を導入した。同チャットボットを開発および提供するHiTTOが8月31日に発表した。

 日本特殊陶業は、エンジンなどの内燃機関で使われるスパークプラグなどを手掛ける総合セラミックスメーカー。同社では、経営基盤を強化するため、環境変化に適応できる社内の仕組み作りを進めている。その一環として、在宅勤務を含めた働き方の多様化、勤務時間の柔軟化、シフトの複数化といった「働き方・生き方改革」を実施している。

 その中で、課題として、従業員が社内ポータル内にある膨大な情報から新制度の詳細を見つけられない、労務部に定型的な問い合わせが殺到してコア業務に充てる時間が圧迫されているといったことが明らかになった。また、グループ会社の機能を本社に集約する(シェアード化を実現する)ために、テクノロジーを活用した業務改善の実施が必要だということも判明したという。

 このような課題を解決するため、同社では、社内情報の整理および共有を可能にするHiTTOを2021年7月に導入。まずは労務部から利用を始め、将来的にはシェアード化を目指して、他部門でも利用する予定だという。

 HiTTOは、企業の人事部門に採用されているHRチャットボット。人事に関する定型的な質問を担当者の代わりに対応することで、人事、総務、経理などのバックオフィス部門の対応工数の削減に貢献する。

 日本特殊陶業では、HiTTO導入の効果として、社内ポータルに掲載されている回答に従業員をスムーズに誘導することで自己解決力の向上と業務効率化を実現することや、労務部への電話やメールでの問い合わせ件数を削減してコア業務へ注力できる時間を創出することなどを狙っている。さらに、新制度に関する疑問点や浸透具合を把握して改善することにも活用しているという。

 HiTTO採用の理由として、製造業での導入実績があることに加え、専門知識なしで運用できる管理画面のため、安心してグループ企業と利用できることを挙げている。さらに、高機能AIが話し言葉を理解して応答できるために"人に「聞く」感覚"で利用でき、初期設定から利用促進までのサポートも充実していると日本特殊陶業では述べている。

 同チャットボットの提供元であるHiTTOは、「聞きづらいことでも気軽に聞ける」チャットボットの利点について、従業員エンゲージメントを向上させるだけでなく、従業員の潜在的ニーズを可視化し、人事制度や中長期施策の改善に活かすことも可能と述べている。チャットボットの活用を通じて人事部門の仕事のナレッジを体系化することで、従業員が人事制度や社内のルールに触れやすい環境を作り、人事部門と従業員間のスムーズな情報共有を実現するとしている。

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