日本IBMは、第一生命保険のウェブサイト「ミラシル」の構築を支援した。ミラシルは、デジタルとリアルを組み合わせ、多くの顧客との交流を目指している。一人ひとりにあった情報やサービスを最適な方法とタイミングで提供するとしている。
第一生命では、自社が提供する「保障/資産形成」「承継/健康」「医療/つながり」「絆」という4つの体験価値に関する新たな交流手段を検討してきた。その中で、2021年12月に顧客の属性や嗜好に合わせた情報提供を開始し、今後はチャットやオンライン面談を通じて保険に関する相談ができる機能を実装する。さらに生涯設計デザイナーと顧客がミラシルを通じて、保険の相談などのさまざまな交流ができるようにしていく。
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日本IBMは、ミラシルのリアルとデジタルを融合した交流手段の構築に当たり、IBMインタラクティブ・エクスペリエンス(IBM iX)事業部門によるコンサルティングやソリューション提案、サービス構築まで支援した。システムには、Acquiaの「Acquia Cloud」とSalesforceの「Salesforce Marketing Cloud」を活用した。