ヴイエムウェア、「Tanzu Application Platform」の一般提供を開始

Stephanie Condon (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部

2022-01-12 11:14

 VMwareは米国時間1月10日、「VMware Tanzu Application Platform」の一般提供を開始したと発表した。あらゆるパブリッククラウド、オンプレミス環境の「Kubernetes」クラスターで、迅速にソフトウェアをビルド、デプロイできるようにするプラットフォームだ。

 同社は2019年後半に「VMware Tanzu」ポートフォリオ拡充している。その後、同社は「Kubernetesに全力投球」していると幹部らは述べていた。

 VMwareのモダンアプリケーションおよびマネジメントビジネスグループのゼネラルマネージャーAjay Patel氏によると、これまでに「何百もの」顧客が毎四半期Tanzuポートフォリオを導入している。VMware Tanzuは、U.S. Army Software Factory、Cerner、Humana、Voya Financialなど、さまざまな業界に顧客を擁する。

 また同社は、無償の教育プログラム「KubeAcademy」を2019年に立ち上げるなど、Kubernetesの導入を促す取り組みを行っている。2021年10月には、「Tanzu Community Edition」をリリースした。学習者やユーザーが無償で利用可能な「Kubernetes」プラットフォームだ。

 Patel氏は報道陣に対し、「Kubernetesは開発者向けプラットフォームではない」とし、「これはインフラとパワーユーザーにとっても素晴らしいものだ。ただ、多くの法人顧客と話をすると、アプリケーションプラットフォームという点で(中略)明らかなギャップが存在している」と述べた。

この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]