NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は3月1日、ゼロトラスト型セキュリティサービス「WANだふる VxGPlatform」を発表し、中小企業向けに提供を始めた。導入と運用・保守を同社が代行するマネージドサービスになる。
新サービスは、インターネット接続とファイアウォール、統合脅威管理(UTM)、ウェブプロキシー、リモートアクセスなどの機能をセットにした「標準モデル」と、標準モデルにNTT独自のセキュリティ情報に基づく防御機能とサイバーリスク保険を追加した「BDAPモデル」を基本メニューとオプションで構成される。標準モデルもしくはBDAPモデルのいずれかの契約は必須となる。
サービスメニュー内容
同社は、サービスの特徴として、さまざまな場所に分散した情報機器に「網の目」のようなイメージでセキュリティ対策を講じる「サイバーセキュリティ・メッシュ」を実現し、対策環境内の情報機器にアクセスするユーザーやその利用機器、ネットワーク上での行動などを常に監視して、不審な場合に確認して問題があれば遮断する「ゼロトラスト」型のセキュリティ対策を講じられるとする。
利用料などは要問い合わせ。2022年度中を目途に、EDR(エンドポイント脅威検知・対応)機能と、5G(第5世代移動体通信)などに対応させるという。