北海道留萌市は全市立小中学校における指導の一環として、COMPASSが提供する人工知能(AI)型教材「Qubena(キュビナ)」を採用した。4月から約1100人が活用している。COMPASSが発表した。
QubenaはAIが生徒一人一人の習熟度に合わせて最適な問題を出題する機能を持つ教材で、2021年度には小学校・中学校の5教科対応版をリリース、全国の小中学校1800校、約50万人が利用している。
同市では、国のGIGAスクール構想のもと、2020年度末に高速大容量の通信ネットワークと端末が1人1台整備された。その上でQubenaを積極的に活用することで、子どもたち一人一人に応じた学びの実現を目指す機運が高まっているという。また、家庭学習や複式教育における間接指導などにも学習効果が期待されている。