freeeは、電子契約「freeeサイン」とクラウドサービス「kintone」の連携サービス「freeeサイン for kintone」に新た機能を追加した。
「freeeサイン for kintone」は、kintone上の顧客情報を用いてシームレスに文書送付・契約締結を可能にする。取引相手が文書の受領・署名を行うと、締結された文書はkintone上に自動保管される。営業部門での申込書、人事部門での一連の雇用契約書やNDAなど、自社で定番の帳票・契約書締結を数多く抱えている人の業務効率化を促進する。
「freeeサイン for kintone」の利用イメージ
今回提供される新機能は、(1)freeeサインを立ち上げることなく、kintone上から文書のSMS送信を可能にする、(2)文書送信時・署名時に、利用規約や本人確認書類といったファイルを添付できる、(3)署名者の入力内容がkintoneアプリに自動で連携され、表示される、の3つとなっている。
(1)では、これまでSMS送信を利用するには、kintoneで文書作成後、freeeサイン上から送信する必要があったが、アップデートによりkintoneの画面上から直接SMS送信が可能になる。
(2)では、利用規約などを一緒に送りたい時、本人確認書類などを一度に回収したい時に利用できる。
(3)では、文書署名時に相手方が入力した氏名や住所といった署名者入力項目が、kintoneに自動転送される。署名内容がkintone上で確認できるため、スムーズにその後の作業に取り掛かることができる。
なお(1)と(2)の機能にはオプション料金が発生する。