IT調査のMM総研が実施した「デジタルリスクサービス」に関する調査によると、2021年のデジタルリスクサービス市場の規模は、対前年度比で15%増の77億4000万円と伸びたことが分かった。MM総研は、デジタルリスクが今後も高まり、2024年度には139億2000万円に拡大すると予測している。
デジタルリスクは、事実か否かを問わず企業にとってネガティブな情報がウェブ上に存在している状態を指す。具体的には、SNSや掲示板などの悪評が代表的なもの。最近では、ランサムウェア攻撃の発展形として、従来型の攻撃に加えて、データを流出させて複数の身代金を要求し、風評被害を与える二重脅迫型の攻撃が懸念されている。
ここでは、二重脅迫型のランサムウェア攻撃に焦点を当て、関連する記事を集めた。