IT専門家の51%が「ChatGPT」を使うサイバー攻撃に警戒--BlackBerry調査

ZDNET Japan Staff

2023-02-07 15:18

 人工知能(AI)チャットボット「ChatGPT」への関心が世界的に高まっている昨今、IT意思決定者の半数以上が、ChatGPTを悪用するサイバー攻撃に対して既に警戒感を募らせているという。カナダのBlackBerryが米国とカナダ、英国、オーストラリアのIT意思決定者1500人を対象に1月に実施した調査で明らかになった。

 調査では、多くの回答者が一般的にChatGPTの使用目的が「善意」である認識している一方で、74%がサイバーセキュリティに対する潜在的な脅威を懸念していた。51%はChatGPTを用いたサイバー攻撃が今後1年以内に成功するだろうと予想し、71%はChatGPTが既に国家的なサイバー悪事に使われている可能性を指摘している。

 想定し得るChatGPTを悪用した具体的な脅威には、53%が「より信ぴょう性が高く本物らしいフィッシングメールの作成」を挙げた。また、「サイバー攻撃の初心者がChatGPTで高度な攻撃スキルを獲得する」「偽の情報拡散にChatGPTが使われる」との予想もそれぞれ49%に上った。

 同社は、悪意ある人間たちがChatGPTの試行錯誤を開始しており、高度なマルウェアの開発だろうとサイバー攻撃スキルの向上だろうと、サイバー攻撃への使用について2023年中に飛躍的な“進化”が見られるだろう予想している。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]