TOYO TIRE、「SAP S/4HANA」をセルビア工場で本格稼動--基幹システムのクラウド化も視野

NO BUDGET

2023-05-22 07:36

 SAPジャパンは、タイヤメーカーのTOYO TIREがSAPのERPである「SAP S/4HANA」をセルビア工場で本格稼働させたと発表した。TOYO TIREでは、さらに「SAP S/4HANA Cloud」を中核とした「RISE with SAP」への移行も決定し、基幹システムのクラウド化を計画している。

 TOYO TIREは、2020年に、グローバルのデファクトスタンダードで多くの実績のあることからSAP S/4HANAの採用を決定し、グローバル2インスタンスの導入プロジェクトを開始、2022年7月に欧州での新生産拠点となるセルビア工場において本稼働を迎えた。これを契機に、業務の標準化およびデータドリブンな経営を実現し、今後は日本、北米、欧州、アジアにおけるグローバル展開を予定している。

 RISE with SAPの採用は、より高い環境変化への適応性やイノベーションへの対応、および将来を見据えた運用コストの最適化を目的としており、今後、SAP S/4HANAの展開プロジェクトと並行して、SAP S/4HANA Cloudへの環境移行も推進していく。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Pマーク改訂で何が変わり、何をすればいいのか?まずは改訂の概要と企業に求められる対応を理解しよう

  2. セキュリティ

    従来型のセキュリティでは太刀打ちできない「生成AIによるサイバー攻撃」撃退法のススメ

  3. セキュリティ

    2025年はクラウドを標的にする攻撃が増加!?調査レポートに見る、今後警戒すべき攻撃トレンド

  4. セキュリティ

    生成AI活用の潜在的なセキュリティリスクに準備しておくべき「6つの戦略」とは?

  5. ビジネスアプリケーション

    業務マニュアル作成の課題を一気に解決へ─AIが実現する確認と修正だけで完了する新たなアプローチ

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]