Microsoftは、スキル取得を支援する同社の「Skills for Jobs」プログラムに、生成AIに関する新たなコースを追加した。コースを修了して必要な試験に合格すると、生成AIに関するスキル開発に取り組んでいることを証明する認定資格を取得できる。
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この生成AIに関する無料コースは「LinkedInラーニング」を通じて、「Career Essentials Certificate」(キャリアエッセンシャル認定) を提供する。さまざまなコンテンツを生み出すことができる生成AIは、OpenAI、Microsoft、Googleなどが、独自のAIチャットボットを次々とリリースしたことで、大きな関心を集めている。ユーザーはこれらのチャットボットを使い、質問したり、情報を得たり、コンテンツを作成したりできる。
新たな人気を獲得したAIは、より多くの製品、サービス、組織に浸透し始めている。この変化により、AIの使い方を理解する必要に迫られる従業員が増えていくと考えられることから、同社はこの新しい認定を提供することにした。
コースでは、AIの基本概念や生成AIの機能を学ぶ。「生成AIとは」「生成AI:思慮深いオンライン検索の進化」「Microsoft Bingのチャットで仕事を効率化」「生成AI時代の倫理」「AI入門」の5セッションで構成され、コンテンツは合計約4時間だ。すべてのコンテンツを完了して最終試験に合格すると、キャリアエッセンシャル認定を取得できる。
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現在は英語のみの提供だが、今後数カ月の間にスペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、簡体字中国語、日本語でも受講できるようになる。
この記事は海外Red Ventures発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。