エクイニクスは、東京におけるクラウド需要の増加に対応するため、東京で2カ所目のxScaleデータセンター「TY13x」を開設したと発表した。
同社のxScaleデータセンターは、世界最大手のクラウドサービスプロバイダー(CSP)を含むハイパースケーラー(大規模クラウド事業者)特有のコアワークロード導入の需要に応え、220以上のIBX(International Business Exchange)データセンターを擁する。
TY13xは、千葉県印西市に建設された最初のxScaleデータセンター「TY12x」に隣接している。TY13xは、日本でソリューションとサービスを提供するハイパースケーラーをタイムリーにサポートする。ハイパースケーラーがエクイニクスでの利用を拡大することで、同社のプラットフォームを利用している 1万社を超えるユーザー企業は、ハイパースケーラーへのより迅速で快適なアクセスが可能になるとしている。
東京の同社データセンターでは、「Alibaba Cloud」「Amazon Web Services」「Google Cloud」「IBM Cloud」「Microsoft Azure」「Oracle Cloud」をはじめ、東京で最多のクラウドサービスへの接続を提供している。なおTY13xは、同社のハイパースケール合弁事業のグローバルポートフォリオの中で12番目に開設されたxScaleデータセンター。この合弁事業が完了する最終フェーズでは、世界36拠点に対する同ポートフォリオの投資は80億ドル(約1兆1200億円)を超える規模となる。