サイボウズは8月28日、企業のDX責任者・推進者を対象に、DX人材育成のためのガイドライン「DX人材育成ガイドライン」を無料で公開した。エン・ジャパンとの共同執筆で、ノーコードツールを活用したDX人材育成方法を、大企業の実例とともに紹介している。
ガイドラインは、「そもそもDX人材とは何か」という定義にはじまり、DX人材に必要なスキルやノーコードツールとの関係性、人材育成の進路などを具体的に解説。実際にDX人材の育成に取り組む企業の人材育成計画や、ノーコードツールを通して非IT部門/人材がDX推進を実現した事例などを取り上げる。
サイボウズによれば、読者がDX人材の育成に向けて、具体的なゴール設定やそのためのステップを考え、またノーコードツールを活用してDXを推進するヒントとなる情報を掲載しているとのことだ。
ガイドラインは、同社が提供する「kintone」の大企業向けユーザー会「kintone Enterprise Circle」(kintone EPC)の「DX人材育成分科会」での活動をもとに作成された。事例パートでは、同会の会員企業を中心に、社内の具体的な取り組み状況をまとめている。
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