アバナードは、日本マイクロソフトが神戸市に開設した共創施設「Microsoft AI Co-Innovation Lab」において、顧客へのAI/IoTに関する技術適用と概念実証(PoC)を日本マイクロソフトと共に支援すると発表した。
Microsoft AI Co-Innovation Labでは、AIを中心とした先端技術を顧客企業のビジネスに適用することを図る。エンタープライズ、中小企業、スタートアップなど規模を問わず、日本およびアジアにおける顧客のビジネスへのAI/IoTなどの技術適用を支援する。同施設を活用することで、企画から製品定義、技術リサーチ、アーキテクチャーの検討、開発、テスト、商品化という通常のビジネス変革プロセスを大幅に短縮できるという。また、日本マイクロソフトのエンジニアチームとの約1カ月間のプロジェクトにより、顧客のエンジニアチームがスキルアップしながら実装し、ビジネスへ迅速に技術適用することを可能にする。
アバナードは6万以上のマイクロソフト認定資格と18のゴールドレベルのマイクロソフト技能を持ち、企業の成長と課題解決を支援しているという。同社は、マイクロソフトパートナーとしてトップクラスの「Microsoft Azure」の導入実績があり、クラウドファーストの考え方を実践しているとする。ソリューションを設計・統合するとともに、セキュリティを確保・管理する専門知識も有しているという。これらの実績を生かし、神戸のMicrosoft AI Co-Innovation Labを他のグローバル拠点と連携しながら支援するとしている。