Microsoft、Alphabet(Google)、IBMの最高経営責任者(CEO)など、ハイテク人材を多く輩出しているインド。14億の人口を抱え、2022年の国内総生産(GDP)成長率は7%と、まもなく日本(2022年3位)やドイツ(同4位)を超えて、世界ナンバー3になることが予想されている。
そのインド南部に位置するのがバンガロールだ。ハイテク企業が拠点を構え、優秀なIT人材が集まっていることから「インドのシリコンバレー」と言われることもある。SAPが「SAP Labs India」としてインドに開発拠点を設けたのは1998年であり、“インドブーム”の前のことだ。現在、同社の世界の研究開発活動の40%がインドという。
SAPが11月始めに開催した「SAP TechEd Bangalore 2023」に合わせて、バンガロールにあるSAP Labs Indiaを訪問した。
(取材協力:SAPジャパン)