医療機器メーカーのキヤノンメディカルシステムズは、プロフェッショナルリクルーティング「Eight Career Design」を導入した。同サービスを提供するSansanが発表した。
今回導入したEight Career Designでは、転職活動前の潜在層の人物にアプローチができるためこれまでの転職市場では出会えなかった人材の発見と獲得を後押しするという。
Eight Career Designは、名刺アプリ「Eight」の330万人のユーザーデータベースがあり、社名や所属部署名、肩書に加え前職の名刺情報など多くの情報からターゲットを絞ることができる。そのため転職市場では出会えない転職潜在層の人材にアプローチできるとしている。
Eightは、名刺を管理するだけでなく、ユーザー同士がスマートフォンをかざすだけでデジタル名刺を交換できる。Eightで交換したデジタル名刺は、昇進・異動・転職などの情報が自動で更新されるため、相手の近況をスマートに把握できる。
キヤノンメディカルシステムズでは、これまで転職エージェントを活用して採用活動を行ってきたが、医療機器業界で転職活動を行っている求職者が少なく、慢性的に人手が不足していた。
これまで活用してきた採用サービスで出会う人材は、転職欲求の顕在化した人が多く、要件に沿う候補者と出会えないといった課題があった。そこで、これまでアプローチできなかった転職活動前の人材の発見・採用を目指し、今回の導入を決定したという。
