LegalOn Technologiesは、同社の米国子会社が、生成AIを活用して英文契約書の要約や条文作成が可能になる機能「LegalOn Assistant」を提供開始したと発表した。
同機能では、ユーザーが質問をすると契約内容に関して瞬時に回答する。また英文契約書のドラフト作成や要約や修正文の提案などを示し、英文契約書作成業務の高速化を支援する。同機能は米国子会社がグローバルで提供しているAI契約レビュー支援ソフトウェア「LegalOn Review」で使用可能だ。
なおLegalOn Reviewの全てのプランにLegalOn Assistantが含まれている。2023年5月に提供を開始した英文契約書の修正文案表示機能「AI Revise」 と併せて、英文の契約書作成・審査業務の効率化と品質向上を生成AIで支援する。
「LegalOn Assistant」の利用画面例
LegalOn Assistantでは、契約内容に関する質問をすると、法律用語やビジネス用語に関する回答を即座に得ることができ、英文契約書や法律用語の検索時間の節約ができる。また他のアプリケーションに遷移することなくLegalOn Assistant上で契約書のドラフトの作成が可能だ。さらにユーザーの立場や事業背景に合わせて、契約内容に則した条項や用語を提案する。
くわえて契約内容を踏まえながら簡潔でわかりやすい要約を生成するのでリスクをすばやく把握できる。これにより事業部とのコミュニケーションを取りやすくするだけでなく、レビューの迅速化も可能だ。