駿台グループのエスエイティーティーは11月13日、クラウド型の校務支援システム「賢者クラウド」のサービスを開始したと発表した。
賢者クラウドは、学校業務に必要な機能をオールインワンで標準装備しており、成績処理、出欠管理、生徒管理、健康管理、教務手帳などの機能を提供する。クラウド化により導入コストを削減でき、サーバなどの設備投資やメンテナンスが不要だという。また直感的な操作で、誰でも簡単に利用でき、専用サイトから迅速なサポートが提供されている。セキュリティ面では、厳重なアクセス制御でデータを保護しており、学校独自の帳票レイアウトを自由に作成できる。保護者向けに欠席・遅刻連絡や成績表などを安全に配布する機能も用意している。
「賢者クラウド」の概要
エスエイティーティーによると、従来の校務支援システムはオンプレミス型で、導入コストやメンテナンス負担が大きいという課題があった。これに対し、賢者クラウドはあらゆる学校業務をクラウド化し、これまで以上に快適な校務環境を実現しているという。今後、2025年度中に、駿台グループの各種教育サービスとの連携を予定している。