NTTデータ グローバルソリューションズ(NTTデータGSL)は1月16日、同社が提供する「GBMT Public Cloud for GROW with SAP」が2024年12月17日付で「SAP-qualified partner-packaged solutions(QPPS)」に認定されたと発表した。
GBMT Public Cloud for GROW with SAPは、SAPジャパンが提供する「SAP S/4HANA Cloud」を中堅中小企業向けに導入支援するテンプレートになる。このテンプレートを活用することで、NTTデータGSLは日本の顧客に対し、短期間かつ低価格でのSAP S/4HANA Cloud Public Editionの構築を支援する。
QPPSは、SAPのクラウドソリューションを活用し、パートナー企業が提供するパッケージソリューションに対する認定制度である。認定を受けたパッケージソリューションは、短期間での導入や迅速な価値提供が可能であることが認められる。GBMT Public Cloud for GROW with SAPのQPPS認定は、日本で初めての取得になるという。
NTTデータGSLは、ERPシステムを導入する製造業販社・専門商社・小売業向けにGBMTをさまざまなプラットフォームで提供しており、既に60社以上での導入実績があるとのこと。GBMT Public Cloud for GROW with SAPの標準導入期間は24週間からとなっているが、事業規模やユーザー数、ロケーション、導入モジュール、追加開発の規模によって変動する。また、導入費用は標準初期設定を含め税別4200万円から、追加設定や拡張開発、インターフェース開発については別途見積もりとなる。