サイボウズ総研、Dynamics CRMとガルーン 2のスケジュール同期ソフトを販売へ

大川淳

2010-01-28 15:28

 サイボウズ総合研究所(サイボウズ総研)は1月28日、マイクロソフトと協業して顧客情報管理(CRM)ソフト「Microsoft Dynamics CRM」と大規模向けグループウェア「サイボウズ ガルーン 2」のスケジュール情報を双方向に同期する「サイボウズ ガルーン スケジュールSYNC for Dynamics CRM」(スケジュールSYNC)を4月1日から発売することを発表した。

 スケジュールSYNCは、Dynamics CRMとガルーン 2のスケジュール情報を「Microsoft SQL Server 2008」を通じて双方向で同期できるため、ユーザーはスケジュール情報を両者に入力する必要がなくなる。また、「Active Directory」によるユーザーの一元管理ができ、統合Windows認証によるシングルサインオン(SSO)などの機能もある。サイボウズ総研では「両製品のシステム管理を効率的に行うことができ、業務の効率化を図られる」としている。

 スケジュールSYNCの価格は、基本パックとして50ユーザーまでで110万円。使うためには、連携に必要なユーザー数のライセンスが必要になる。

 サイボウズ総研は、マイクロソフトの技術支援を受けスケジュールSYNCを開発。Dynamics CRM側の開発は、Dynamics CRMの取り扱いパートナーであるメトロが担当する。

 サイボウズ総研がスケジュールSYNCの販売元となり、Dynamics CRMの販売パートナーとサイボウズの販売パートナーを経由して企業に提供する。サイボウズ総研は、パートナーへの支援窓口を開設し、企業への導入支援メニューを設け、マイクロソフトとメトロが共同で導入とサポートを展開する。

ZDNET Japan 記事を毎朝メールでまとめ読み(登録無料)

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    Google Chrome Enterprise が実現するゼロトラスト セキュリティの最新実情

  2. セキュリティ

    ブラウザの可能性を Google Chrome Enterprise で追究、セキュリティ実現には?

  3. ビジネスアプリケーション

    NTTグループが17万ユーザーの決裁システムを抜本的に改革、プロジェクトの鍵を握るサービスとは

  4. ビジネスアプリケーション

    データリーダーが知っておくべき、AI活用の投資対効果を高める「実効性のある戦略策定」の進め方

  5. モバイル

    目前の「Windows 10」サポート終了、「Windows 11」への移行負担を解消する最適解とは

ZDNET Japan クイックポール

所属する組織のデータ活用状況はどの段階にありますか?

NEWSLETTERS

エンタープライズコンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]