日本IBMは8月2日、「IBM Express Portfolio」に対応した中堅企業向けソリューションやサービスを認定する制度「Built on IBM Express Portfolio」の運営を開始した。認定ソリューション/サービスを活用すると、短期間かつ低コストで、効率よく自社の新システムを構築できる。
IBM Express Portfolioは、「WebSphere」「DB2」といった同社製ミドルウェアをベースとする、中堅/中小企業向けの製品およびサービス群である。「十分な機能とスペック、信頼性を持つ製品やサービスを、低価格で、必要な時にすぐ使えるソリューションとして提供する」(同社)
Built on IBM Express Portfolioの認定対象は、同社のビジネスパートナープログラム「PartnerWorld」の登録パートナー。IBM Express Portfolio対応ソリューションまたはサービスについて、従業員数1000人未満の企業への導入実績がある場合に認定する。
認定パートナーは、パンフレットやウェブページで「Built on IBM Express ポートフォリオ」のロゴ使用が許可される。さらに、同社は、ウェブサイトなどで認定ソリューション/サービスを紹介していく。
2005年中に100種類以上のソリューション/サービスを認定する計画だ。すでに認定した4つのソリューションは以下のとおり。
- ネスコの基幹会計システム「SuperStream/400」
- カテナのPOSシステム「Pregu」
- ソフトブレーンの営業支援システム/コンサルティング「eセールスマネージャー」
- ネオジャパンのウェブグループウェア「desknet's」