日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は8月11日、x86サーバ「HP ProLiant」をベースとする中小企業向けパッケージモデル2製品の販売を開始した。ファイル/プリント共有用途の「HP ProLiant ファイル/プリント共有モデル」(税込み価格は20万5800円から)と、ウェブサーバ用途の「HP ProLiant Webサーバモデル」(同23万3940円から)を用意する。いずれも8月中旬に出荷を開始する。
両モデルは、システム構成の手間を削減し、迅速なシステム導入を可能とする。通常価格での構成時と比べ、最大24%引きの特別価格を設定した。無償遠隔監視サービス「HP Instant Support Enterprise Edition(ISEE)」に対応しているため、サーバ監視を日本HPが代行できる。遠隔管理機能も備えているので、管理者の工数を大幅に削減し、運用管理コストの大幅な圧縮を実現する。
ファイル/プリント共有モデルは、ワークグループにおけるファイル/プリント共有に最適化したパッケージ。エントリレベルの1ウェイタワー型サーバ「HP ProLiant ML310 Generation2」をベースに、ハードディスクや「Windows Server 2003 Standard Edition」をパッケージ化して提供する。
Webサーバモデルは、ウェブフロント業務用のパッケージ。エントリレベルの1ウェイラック型(1Uサイズ)サーバ「HP ProLiant DL320 Generation3」をベースに、ハードディスクや「Red Hat Enterprise Linux ES 3」(サブスクリプションバンドル、日本HPによるソフトテクニカルサポート付)をパッケージ化して提供する。