物産ネットワークス(古賀宗仁社長)と日本電気システム建設(NECシステ ム建設、馬場征彦社長)は、「超高速スパムソリューション」に関する共同マー ケティング活動を開始した。
今回の提携は、物産ネットワークスが販売サポートなどを行う米ファウンド リーのロードバランサー「SeverIronシリーズ」と、NECシステム建設が取り扱 う米アイアンポートの電子メールセキュリティアプライアンス「IronPort Cシ リーズ」を連携させて、「超高速スパムソリューション」を実現するためのも の。両社が販売し、プロモーション活動などで相互協力を行う。IronPort Cシ リーズはスパムチェック時の高速処理と誤検知率が非常に低いことが特徴、Se rverIron上ではDoS攻撃への防御などスパム対策以外のセキュリティソリュー ションも合わせて利用できる。
同ソリューションでは、まずクライアントからのアクセスが通常のトラフィ ックかスパムメールかをServerIron上でチェック、スパムと判断されたものは IronPortによりさらに詳しくパケット内をチェックし、実際にはスパムではな いと判断したものは通常のトラフィックとして扱う。そのため、ネットワーク の高速性と高いセキュリティを保ちながら、最適なトラフィックコントロール を実現できる。