RSAセキュリティは、データの暗号化に必要な「鍵」を統一管理する「Key Management Serverソリューション」を10月17日から販売する。
企業ではシステムのセキュリティ対策として、暗号化や復号に必要な鍵が数多く用いられているが、管理基準を統一していないケースが多く、情報漏えいの要因にもなりかねない。
Key Management Serverソリューションでは、鍵を中央集中型で管理するため、全社的に管理基準を統一し、均一のセキュリティレベルを保持できる。また、Key Management ServerソリューションのAPIを利用したシステムも開発できる。システム開発期間を短縮し、鍵の漏えいリスクも低減できる。
今回のソリューションでは、ソフト・コンポーネントとコンサルティングサービスを組み合わせた形で提供される。コンポーネントは、鍵を集中管理するためのKey Management Serverとクライアント側API、ウェブベースの管理ツールで構成される。コンサルティングサービスは「RSAプロフェッショナル・サービス」が提供され、セキュリティ設計、アーキテクチャ設計、ソフトをカスタマイズするためのコンサルティングを利用できる。