ネットマークスは12月13日、OPSWAREとネットワーク機器の自動管理ツール「OPSWARE NAS(Network Automation System)」に関する販売契約を締結し、2005年12月15日より販売を開始すると発表した。
OPSWARE NASは、ネットワークを構成するルータやスイッチ、ファイアウォールなどに関する資産情報を集中管理し、パッチの適応やOSのアップグレードを自動で行える自動管理ツール。変更作業に伴う人為的なミスを排除し、ネットワークの運用管理に関する負荷を軽減できる。
また、業務プロセスの可視化や業務タスクの自動化、SOX法で求められている変更作業の履歴管理などの機能により、内部統制の強化にも寄与できる。
対応機器は、シスコシステムズやノーテルネットワークス、ファウンドリーネットワークス、ジュニパーネットワークスなど、主要なネットワーク機器メーカー20社の500以上のデバイス。既存のネットワーク構成を変更せずに導入できる。
50ノードでの構成価格は、576万円から。エンタープライズ市場をターゲットとし、初年度10億円の販売を目指す。