サイベースは1月23日、「RFID Anywhere 2.0」ソリューションとSAPの「AII(Auto-ID Infrastructure)」との統合を発表した。
RFID Anywhere 2.0は、RFIDネットワークを構成、監視、プロビジョニングするための管理機能を備えている。SAP Auto-ID Infrastructureは、通信の自動化機能と機器(RFIDリーダー/プリンタ、Bluetooth 対応機器、組み込みシステム、バーコードなど)検知機能との統合に必要な機能が用意されており、Savant技術などの制御機能も組み込まれている。
今回の発表は、RFIDデータをSAPのエンタープライズアプリケーションに直接統合することを可能にするもの。SAPユーザーは、自社が収集したデータのアクセスや管理だけでなく、Sybaseが対応するさまざまな RFIDリーダー/プリンタ(EPCおよびISO規格対応を含む)、バーコードスキャナ、センサ(温度センサを含む)、PLC(programmable logic controller)を統合し、管理することが可能になる。