ネットワンシステムズと日本ビジネスシステムズ(JBS)は2月13日、JBSの子会社でテクニカルアウトソーシング事業を展開するJBSテクノロジーを共同事業化することで合意したと発表した。
この共同事業化で両社は、コンピュータシステムとネットワークシステムのどちらにも精通した技術者をJBSテクノロジーで育成する。2010年度に国内のシステムインテグレーター、ネットワークインテグレーターに派遣する技術者を800人に増員し、売上高60億円を目指し、技術、ノウハウの相互提供によってエンジニアのレベルアップも目指している。
共同事業化に伴い、ネットワンはJBSテクノロジーの第三者割当増資を引き受け、取締役2人と監査役1人を派遣する。引き受け額は1億2000万円で、2006年3月末の払い込みを予定している。払い込みが完了すれば、JBSテクノロジーの資本比率はJBSが59%、ネットワンシステムズが41%となる。