エイ・エヌ・テイ(ANT、東敬司社長)とマイクロソフト(ダレン・ヒュー ストン社長)は3月23日、エンタープライズ市場でのマイクロソフト技術を基 盤としたシステム開発、システム構築の需要増大に向けた協業関係を強化する と発表した。
今回の協業を受け、ANTはマイクロソフト技術への特化を明確にするため、4 月1日付で「CSKWinテクノロジ」(CSKWin)に社名を変更する。ANTが所属する CSKグループは、同社をグループ内におけるマイクロソフト技術専門特化会社 と位置づけ、技術レベルの向上と業容拡大を目指す。
CSKWinは、今後2年間で技術者500名体制を整え、5年後の売り上げの目標を100億円に設定。システムインテグレーターからエンドユーザーまで、あらゆる ユーザーにマイクロソフト技術を基盤としたソリューションを提供する。また、 マイクロソフトとシステム成否の鍵を握る「方式設計」を行う「ITアーキテクト 」レベルの高度技術者を短期間に養成する教育カリキュラム作成や技術交流など をはじめ、エンタープライズ市場の拡大に向けた共同マーケティング活動も行う 。