日本BEAシステムズは3月30日、最高レベルのSOA(サービス指向アーキテクチャ)技術者を認定する新しい資格制度「BEA認定アーキテクト:SOAエンタープライズ・アーキテクチャ」の提供を開始すると発表した。
この資格はITアーキテクトのSOAによるシステム構築能力を認定するもの。認定資格者が業界最高水準の知識と経験を有するSOAアーキテクトであること証明する。
資格取得のためには、SOAの基礎知識を問う「SOA基礎力認定試験」(フェーズ1)、BEAのSOA Domain Modelに関する知識を問う「SOA採用と導入認定試験」(フェーズ2)、およびSOAの知識と導入経験を評価するレビュー委員会(フェーズ3)の3段階の認定プロセスに合格する必要がある。
レビュー委員会は、BEA SOAに関する数名の専門家で構成され、質疑応答方式で受験者のSOAに関する総合知識について審査する。
フェーズ1の試験時間は120分、設問数は30問、合格基準は正解率66%。2006年4月3日に試験を開始する。これに合格するとフェーズ2の受験資格が得られる。フェーズ2の試験時間は180分、設問数は65問、合格基準は正解率66%。2006年4月21日に試験を開始する。どちらも、受験料は税込み1万6910円。フェーズ3はフェーズ2の合格者が受験することができる。試験の詳細は後日発表される。