ゼンド・ジャパンは4月18日、PHPサーバの運用管理と高速化を実現する新バージョン「Zend Platform v2.1.2 日本語版」をリリースしたことを発表した。
Zend Platformシリーズは、PHPを使用しているサーバに導入することで、多くの強力な機能を実装。Enterprise市場に対応するウェブアプリケーション環境を提供する。同シリーズは、PHPの実行スピードの高速化を実現する一方、PHP運用管理および監視、セッションクラスタリング、Java連携の効率化など、通常のPHP環境では提供していない機能を実装する。
今回リリースされた新バージョンでは、PHPの最新バージョンであるPHP 5.1に対応することで、PHP 5.1をさらに高速化する。また、導入効果を測定する機能を改良することで、より手軽に導入効果のを測定できるようになった。ユーザーインタフェースも改善されている。
対応プラットフォームは、Linux glibc x86/x86-64(AMD64/EMT64)の対応デストリビューションTurbolinux、RedHat Enterprise Linux、FedoraCore、Suse Linux Enterprise Server、FreeBSD 5.4/5.5/6、Sparc Solaris 8/9/10となる。
また対応するPHPバージョンは、4.3.9 以降/4.4.x/5.0/5.1。対応ウェブサーバは、Apache 1.3x/2.0.x(compiled in prefork mode のみ)。対応Webブラウザは、Internet Explorer 5.5以降、Netscape 7以降、Mozilla 1.7以降、Firefoxとなる。
価格は、通常ライセンス(使用期限なし)Zend Platform 1CPUが48万円、Zend Platform 2CPU+が78万円。価格には初年度年間アップグレードサービスを含む。1年間の期間限定ライセンスでは、Zend Platform 1CPUが18万円、Zend Platform 2+CPUが28万円。