Zend Technologiesは4月3日、IBMのビジネスサーバ「IBM iSeries」および独自OSの「i5/OS」にZend/PHPプロダクトを移殖すると発表した。2006年後半のリリースが予定されている。
この取り組みにより、iSeriesのユーザーおよびソリューションプロバイダーは、RPG、C、C++、Javaで構築された既存のアプリケーションを活用しながら、それらのWebシステムのフロントエンドを作成したり、新規のWebアプリケーションを開発できるようになる。一方のPHPコミュニティは、iSeriesのアプリケーション利用環境を活用できるようになる。
i5/OS対応のZendプロダクトは、PHP言語の改良版の「Zend Core for i5/OS」、統合開発環境の「Zend Studio for i5/OS」、PHPアプリケーションのソースコードを暗号化する「Zend Guard for i5/OS」、PHP運用環境の「Zend Platform for i5/OS」の4つとなる。Zend Guardは現行の「Zend Encoder」「Zend SafeGuard Suite」の後継製品。