日立電子サービスは7月20日、セキュリティ統合管理ソリューション「SecureEagle/SIM」の販売を開始したことを発表した。2008年までで10億円の売り上げを目指す。
SecureEagle/SIMは、すでにユーザーサイトに導入されているシステムのセキュリティログを相関的に分析することで、 セキュリティインシデント発生の予防措置や事後対策にかかる時間を削減し、ITの内部統制をサポートする製品。
日立電子サービスは、米国のArcSightとセキュリティ管理におけるアライアンスを組み、セキュリティ情報管理(SIM:Security Infomation Management)機能を活用したセキュリティログの高度分析サービスを提供するほか、日立ソリューションサポートセンターによるMSSP(Managed Security Service Provider)型サービスも提供する。
また、同社の物理セキュリティマネジメントシステム「Webvisor」と連携し、物理/サイバーの両面から顧客をサポートできる体制を整えた。さらに、ユーザー企業のシステム規模や形態、セキュリティポリシーに応じてSecureEagle/SIMを導入し、運用支援を行うオンサイト型のサービスも提供する。