インターコムは8月8日、Windows向けセキュリティ対策ソフトをインターネット経由で提供するASPサービスの最新版「SHILDIAN NETservice」について、ISP、ECサイト、ホスティング事業者向け販売を開始した。各事業者は、同サービスを月額料金制でエンドユーザーに再販できる。
SHILDIAN NETserviceは、アンラボが開発したセキュリティASPサービス。導入した事業者のユーザーは、各事業者のウェブサイトで申し込みをして利用する。ASP型のサービスであるため、事業者はプログラムのメンテナンスやサーバの管理を行う必要がない。ユーザーも、PCへのソフト導入やアップデートなどを手動で行うことなく、月額課金制で継続利用できる。
最新版では、ウイルス/スパイウェア対策、Winnyの検出/削除、ファイアウォール、個人情報流出防止、フィッシング対策、ファイル暗号化/完全消去、有害ウェブサイト規制、スパムメール対策、システム最適化といった機能を、まとめて提供する。ユーザーのPC上で動くのはASP用に軽量化したソフトであるため、動作負荷は小さいという。
提供する機能の違いにより、以下の3種類のメニューを用意する。
- 「AhnLab V3 VirusBlock Internet Security 2007 Platinum ASP」:全機能を統合した最上位バージョン
- 「AhnLab SpyZero 2007 ASP」:スパイウェア専用の対策ソフトを提供する。Winny検出/削除とシステム最適化の機能も備える。他社製ウイルス対策ソフトと併用できるため、「特にスパイウェア対策を強化したいユーザーに最適」(インターコム)
- 「AhnLab V3 VirusBlock Internet Security 2007 ASP」:スパイウェア専用対策ソフトを除く全機能を統合したバージョン