日本オラクルとワークスアプリケーションズは8月31日、内部統制に必要なID(アイデンティティ)管理分野で協業すると発表した。ワークスのグループ会社ワークスソリューションズがID管理ソフト「Oracle Identity Management」をベースにID管理一元化システムを構築する。
このID管理一元化システムを利用すると、ワークスの人事給与システム「COMPANY 人事・給与」に登録された人事情報をキーとして、社内システムの社員ID管理を一元化できる。その結果、人事データ変更にともなうIDの追加、更新、削除を自動化し、ID管理業務にかかわる作業時間とコストの削減が可能となる。
日本オラクルとワークスでは、「セキュリティの強化にもつながり、日本版SOX法などへの法令対応も強化できる」としている。