ロココとインフォテリアは9月6日、ロココの自動組版ソフトウェア「METAWORKS 2」と、インフォテリアのデータ連携ソリューションスイート「ASTERIA」による、商品カタログや情報誌の制作を支援するソリューション提供のための協業を開始した。
METAWORKS 2は、商品カタログや情報誌、新聞など、データベースとの連携が必要な出版物を、アドビシステムズのプロ向けレイアウトソフト「InDesign CS2」上で自動生成するソフトウェア。DTPにおける繰り返しの編集業務を自動化することにより、業務を効率化し、制作コスト削減と期間短縮を実現する。
一方、ASTERIAは、データ連携に必要な処理をアイコン化して用意することにより、それらをマウスで直感的に配置していくことで様々なシステムのデータを連携させることが可能な、GUIベースのEAIソフトウェアだ。
今回の協業により、企業内に存在するさまざまデータベースとMETAWORKS 2を連携させる際、個々に必要となっていたインターフェース開発をASTERIAで一本化することができ、ASTERIAの各種機能を利用することによって、高度な要求を満たすパブリッシングソリューションの提供が可能になったとしている。
また、本ソリューションは、METAWORKSの旧版で、大手SI企業により全国規模の大手新聞社に導入された実績があるが、ロココとインフォテリアが直接協業し、企業内システムとASTERIAとの連携SIをロココが手がけることにより、低価格化を実現したという。
なお、両社は、本ソリューションを紹介するセミナーを29日に開催する。