日本ユニシスは9月28日、米Unisys製災害対策システム「GlobalRecovery 30m」などを組み合わせたディザスターリカバリ(DR)ソリューションの提供を同日から開始すると発表した。
今回発表されたDRソリューションは、情報システムが被災した際の復旧時間と影響度を調査・評価する「DRアセスメント」、対策方針の決定を受け、実際に使用するシステム基盤を設計する「DRデザイン」、設計に基づいて実際に利用できるようにするためのソフトウェアの実装、スペックの設定およびテストを実施する「DRインプリメンテーション」の3つのサービスから構成される。
BCP(Business Continuity Plan:事業継続計画)策定において、あらかじめ用意されたテンプレートを使用し、短期間で想定被害の算出と、実装可能な災害対策システムを可視化できることが特徴だ。特定のベンダーや個別の技術の影響は受けない。
サービス基本料金は、設置機器などを除いて平均1000万円程度となる見込み。3年間で500件の販売を目指す。