日本SGIは10月4日、最新のグラフィックスプロセッサ(GPU)を搭載したスケーラブルビジュアルクラスタ「Silicon Graphics Asterism(アステリズム)」の販売を開始した。これにより同社は、ビジュアライゼーション(可視化)分野におけるインテグレーションビジネスを強力に展開する。
Silicon Graphics Asterismは、CPUにAMDのマルチコアプロセッサを搭載。GPUには最新のNVIDIA Ultra High Performance Graphicsシリーズを採用。NVIDIA最新のQuadro Plex にもいち早く対応。オペレーティングシステムは、MicrosoftのMicrosoft Windows XP Professional、またはLinuxが選択可能。シングルノードからマルチチャネルのグラフィックスクラスタ構成まで拡張可能で、幅広いユーザをサポートする。
参考価格は、最小構成で約90万円より。出荷の開始は、2006年11月を予定している。
日本SGIでは、Silicon Graphics Asterismをベースにビジュアライゼーション技術を最大限に生かし、顧客に最適な可視化環境を構築。ビジュアライゼーションにおける総合的なコンサルティングや、常駐サポートを含む運用支援サービスなどトータルビジュアライゼーションソリューションを提供する。