アッカ・ネットワークスは11月8日、無線ブロードバンド規格IEEE802.16e(モバイルWiMAX)と無線LAN規格IEEE802.11a/b/gとのシームレスハンドオーバー実証実験を、日立製作所と共同で実施すると発表した。11月中に実験を完了できると見込む。
実験の目的について、アッカは「モバイルWiMAXと無線LAN間で動作確認を実施し、無線LANのホットスポットや屋外環境において、VoIPや動画ストリーミングなどのアプリケーションがシームレスに利用可能なことを検証する」と説明している。
実験では、日立のシームレスハンドオーバー技術を利用し、異種ネットワーク間のアプリケーション継続利用を確認する。
アッカは、今後もWiMAXでの周波数獲得を目指し、技術検証と事業計画検討を進めるとしている。