パナソニックネットワークサービシズ(PNS)は11月9日、企業サイト運営者向けコンテンツ管理システム(CMS)の新版「DBPS V2.60」を12月1日に発売すると発表した。新たにオンラインヘルプ機能や、操作/認証ログ機能などを追加した。
DBPSはサーバ上で動作し、静的HTMLなどによるコンテンツの制作、管理、更新、ウェブ公開を行う。新版では、管理画面にオンラインへルプへのリンクボタンを設けるなど、インターフェースを改良して操作性を高めたとする。
また既存顧客からの要望に対応し、DBPSでの更新系操作や認証の履歴を保存する機能を追加。このほかコンテンツの検索機能を拡充し、公開状態、最終承認日、最終更新日などの条件で絞り込みを行えるようにした。複数のコンテンツを一括して承認、削除する機能も提供する。
サーバの最小ハードウェア構成は、CPUがIntel Pentium D 3GHz、メモリは1Gバイト ECC SDRAM、ストレージはRAID1 160Gバイト2基(シリアルATA)。
ミドルウェア構成は「Sun JDK 1.4.x」「Tomcat 4.x」「MySQL 4.1.x 」とする。OSは「Windows Server 2003 Standard Edtion(SP1)x86(32ビット)」、「Red Hat Enterprise Linux ES3 x86(32ビット)」、「Solaris10 x86(64ビット)」のいずれか。
本体価格は190万円からとしている。