PFUは11月10日、システム運用管理者のサーバへのアクセスと操作を記録・監査ができる「PFU アクセス制御・監査システム」の販売を同日から開始すると発表した。
新製品は、アクセス監査ソフトウェア「iNetSec Access Audit V1.0」とトップレイヤーネットワークス製ネットワーク認証機器「Secure Controller」を連携させたもの。稼働中のサーバに手を加えることなく導入できる。
内部統制強化の課題のひとつとして、システム運用が適切に行われていることを証明しなければならないというものがある。そのため、システム運用管理をシステム管理者の、管理者権限でのサーバアクセスやシステム変更などの操作について、履歴や内容を記録して、監査することが必要となってくる。
今回のPFUの新製品は、利用者認証によるネットワークレベルでの通信制御に加えて、サーバへのアクセス・操作記録による監査機能を提供することで、サーバ上で行われた操作記録に対して、重要度や危険度に基づいて、該当する監査項目を自動的に抽出することができるという。
監査対象となるサーバはSolarisとLinux。税別価格は350万円から。12月に出荷する予定。今後3年間で200システムの販売を目指す。