アドバンスト・メディアは11月13日、音声認識を活用したコールセンター向け発話認識・情報検索支援システム「AmiVoice Assist」を、電話対応におけるコンプライアンス強化を目的としてバージョンアップし、10月より発売開始したことを発表した。
AmiVoice Assistは、電話対応中のオペレーターの発話を自動で認識することにより、発話した内容に関連する情報を自動的に提示させることが可能なシステム。
今回のバージョンアップは、「説明義務事項の説明の徹底」「言ってはいけない文言を言わないことの徹底」といった、コールセンターの電話対応におけるコンプライアンス強化を目的とするものだという。
特定のキーワードを、言ってはいけない言葉などとして登録することにより、重要事項の説明の徹底や、NGワードを検出することが可能になった。
また、音声と文字による通話のモニタリング機能を搭載し、管理者が効率的にモニター業務を行えるようになったほか、「AmiVoice CallScriber」とのシームレスな連携に対応し、通話内容の全文テキスト化が可能になった。
さらに、クライアントモジュールの自動更新機能、通話を録音することのできる通話録音機能を新たに搭載した。