ソフトブレーンは11月13日、クレジット・ローン大手のオリエントコーポレーション(オリコ)がSFA製品「eセールスマネージャー」を全社に導入したことを発表した。システムは、すでに稼動している。
オリコでは、新規開発型の新しい営業スタイルへの転換を図るために同製品を採用。携帯電話で出先から簡単に業務報告を行えること、プロセスマネジメントというコンセプトなどを評価した。
オリコは、個人情報保護の観点からPCの持ち出しは一切禁止にしており、これまでは会社に戻ってからの営業報告作成を行っていた。そのために、帰社後の重要な時間が営業報告に割かれるとともに、最新の営業情報共有までに時間がかかっていた。
また同社は、2007年3月期に「ビジネスプロセスの大改革、営業スタイルの変革」をテーマに掲げており、eセールスマネージャーを使うことで、同社が求める効果的な営業プロセスを設定し検証することができるという。
2007年には、オリコグループ全体で導入する予定。情報をグループ全体で共有し、リアルタイムの現状把握や新分野での効果的な営業プロセスの策定により、売り上げの増加を図る。