チェンジビジョンはこのほど、同社のUMLモデリングツール「JUDE(ジュード)」がNTTデータの標準ソフトウェア設計ツールとして採用されたことを発表した。
今回の発表でNTTデータ基盤システム事業本部は、社内標準のシステム開発方法論「TERASOLUNA(テラソルナ)」の標準モデリングツールにJUDEを採用。開発現場へのソフトウェアの工学的なアプローチを現場へと適用していく。
JUDEはUMLモデリングツールとして全世界で12万人をこえるユーザーを有している国産製品。2006年6月に発表されたversion 3.0では、新しくUML2.0にも対応するとともに、グループ開発を支援する機能や、オフショア開発に対応して多国語で図を表示する機能などをそろえている。
今回の採用にあたっては、国産ならではのすばやいサポート体制とカスタマイズ能力、圧倒的な使いやすさ、さらに、Linux対応などが評価されたという。
今後チェンジビジョンでは、国内システム構築分野での分析・設計支援を強化すべく、上流の業務分析で利用される業務フロー図や、データベース関連のER図なども取り入れ、さらにシステム構築に携わるソフトウェア開発者の要望を取り入れていく計画としている。