ジャストシステムは1月22日、IBMが次期Lotus Notes/Lotus Dominoクライアントとして開発中の「Hannover」上で、同社の「xfy」による複合アプリケーションプラットフォームを開発する意向を表明した。
新開発するプラットフォームは、XMLアプリケーション開発基盤環境とクライアント実行環境である「xfy Enterprise Edition」がベースとなっている。Hannoverの開発環境で作成された業務に特化したアプリケーションと組み合わせて利用できるようにする。1つの画面で目的に応じて複数並列した表示ができ、多視点での分析を可能にするデスクトップ環境を実現する。
技術的には、Lotus Notes/Lotus Dominoのデータベースに格納されたコンテンツとDB2 9などのXMLデータベースに蓄積されたXMLデータ、およびWebサービスやインターネット上にあるXMLデータを結びつけ、容易にマッシュアップできる仕組みを目指す。