KLab(真田哲弥社長)とトライコーン(七村守社長)は、携帯電話向けのメール配信で技術・業務提携をしたと発表した。
今回の提携ではKLabの携帯電話向けメール高速配信システム「アクセルメール」とトライコーンのメール配信ASP「アウトバーン」を組み合わせたシステムを構築した。
「アクセルメール」は、1時間あたり60万通のメールの高速配信が可能なシステム。メールサーバ上でキーワード挿入・メール生成を実行する独自の同報差し込み機能をはじめ、運営サイトのサーバー強度に合わせてリアルタイムに配信件数を制御する機能、ユーザーに不快感を与えないために深夜などにメール配信を回避する配信禁止指定機能などを備える。
一方、「アウトバーン」は、わかりやすい操作画面と基本機能が充実しているのが特徴。外部システム連動可能な「データ連携機能」、フィッシング詐欺を防止する「組織署名証明書(S/MIME)配信機能」などを搭載。07年1月現在で700社以上が利用している。
2 社ではメール配信ASPと高速配信システムの利点を生かした携帯メール配信サービスとして企業に売り込む。すでに、リクルートが日本最大級のグルメサイト「Hot Pepper Pockets」の携帯電話版で導入、会員向けの最新グルメ情報のメールマガジン配信で利用している。