VMwareは米国時間1月29日、「VMware Converter」のバージョン3をリリースした。Converterは、通常の物理マシンから仮想マシン(Virtual Machine:VM)にソフトウェアを移動するアプリケーション。新バージョンでは、1度の設定で多数のサーバを移行可能にする自動処理、稼働中のマシンからの設定コピーに対応している。また、Microsoftの仮想マシンストレージフォーマットにも対応するので、こうした仮想マシンもインポート可能になる。
VMwareの仮想化ソフトウェアを利用すると、1台のマシンの中に仮想マシンと呼ばれる区画を作り、それぞれの仮想マシンで別々のOSを同時に実行することができる。EMC傘下であるVMwareの2006年第4四半期(12月31日締め)の売り上げは、前年比101%増の2億3200万ドルとなった。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ