NECとネットイン京都は2月19日、公共の場所に設置した薄型ディスプレイに地域情報を自動表示するシステム「ブロードバンドディスプレイシステム」の実証実験を行うと発表した。
両社は、「京都太秦シネマフェスティバル」(3月16日から21日)に合わせ、京都の主要駅、東映太秦映画村、ホテルなど6カ所に、46インチ液晶ディスプレイを各2台設置する。ディスプレイには、ブロードバンド回線で映画村や博物館、鉄道運行、緊急な情報、地域商店の広告などを配信し、自動的に表示する。
実験用システムは、米Scalaの情報配信ソフト「InfoChannel3」をベースに、NECとネットイン京都が構築した。実証実験は、3月5日から4月30日まで行う。