NECとSAPジャパンは3月2日、ERP分野における協業を強化するため、共同事業計画に関する新たな契約を結んだことを発表した。これにより、NECは、中国、東南アジアに進出する日本企業向けSAP製品サポートサービスの提供体制を強化する。
契約締結により、両社は「製造業、プロセス産業、流通、サービス業向けに共同のマーケティング、新商品開発、販売活動を強化し、顧客企業の経営、業務改革、競争力強化に貢献する」としている。
特に、NECは中国および東南アジア地域でSAP事業を展開している中国の上海日電管理咨詢およびNEC信息系統、NEC Solutions Asia Pacific、シンガポールObtech Asia Pacificの4社について総要員数を今後2年間で現在の200名から500名に増員する。